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知能心理学あるある?

知能心理学~トライオンによるラットの実験

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知能心理学~トライオンによるラットの実験

ラットの知能について測定する上では、迷路学習が用いられています。
迷路学習が上手な個体の系統と下手な系統に分けて、子孫を何世代も作っていきます。

1920年代にアメリカの心理学者であるリチャード・トライオンは、迷路学習の優劣を手がかりとしてふたつのラットの系統を作りはじめました。
研究方法として、142匹のラットを複雑な迷路に19回ずつ走らせます。

袋小路に何回走りこんだかについて記録して、それを賢さの物差しとしました。
それから成績の良い個体同士、成績の悪い同士で交配させて子を作ります。

これを何世代も繰り返すことで、優秀なラットと劣等なラットは次第に鮮明化してきます。
遺伝によって、優劣が強化されたものであるのです。

知能心理学

知能心理学では、知能のレベルを決める尺度として明確なものがありません。
ラットでは優秀な遺伝のもの、劣等な遺伝のものを分けて交配することもできます。

ただ、人ではそのように優秀な遺伝同士、劣等な遺伝同士をかけあわせるようなことはできません。
そのため人の知能が遺伝で決まるのか、環境で決まるのかについて明確な答えはわかっていません。

環境について影響する部分があるということは、ある程度わかっています。
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